船橋市 千葉県中小企業家同友会がセミナー

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<採用説明会1日解禁>新卒確保に売り込み 千葉県中小企業家同友会がセミナー

主要企業の会社説明会がきょう1日から解禁となり就職活動が本格化するのを前に、千葉県中小企業家同友会は28日、2019年卒業予定の大学3年生を対象とした「合同企業セミナー」を幕張メッセ(千葉市美浜区)で開いた。“売り手市場”の中、就活生に大手企業だけでなく中小企業にも目を向けてもらおうと、県内企業を中心に53社がブースを展開。採用担当者が自社を熱心に売り込んだ。

セミナーは1983年から開催。「千葉に元気な企業があると学生に知ってもらえていない」(同会担当者)ことから、地元で働く人を増やそうと加盟企業が共同で企画している。2年前からメッセを会場としており、昨年は約180人の学生が参加。県内の大学に通う学生か、県内出身者がほとんどという。

土産店運営のやます(市原市)人事部、古谷茂人氏が「大手企業が前倒しで採用活動を行っている。後手に回ると採りたい学生を逃してしまう」と話すなど、中小企業は新卒者の確保に苦戦。各社単独の説明会より多くの就活生が集まると見込める合同セミナーの開催により、接点拡大を狙う。

セミナーでは採用担当者がブースで業界を取り巻く状況や自社の経営理念などについて、配布資料やパワーポイントを用いて説明。就活生はメモを取りながら熱心に耳を傾け、店舗展開の方針や働き方改革への取り組みなどについて質問、情報収集に励んだ。

パン屋を展開するピーターパン(船橋市)は、パン作りのこだわりやテレビ番組に取り上げられた実績などをアピールし、後日開催する自社説明会への参加を呼び掛けた。採用企画課の大森大慶主任は「地元を元気にしたい、という学生とお会いしたい」と話し、採用活動への学生の応募に期待を寄せる。

参加した県内の大学3年、小林由里江さん(22)は「ありのままの自分を受け入れてくれる企業を探して、自分がそこで活躍できるかを考えたい」と真剣な面持ちでブースを回った。神田外語大3年の男子学生(21)は参加企業の配付資料を手に取り「大手ばかり狙うのは不安。県内にどのような中小企業があるか知りたい」と話した。

 

本日、船橋市西船自宅より依頼を受け、お伺い、車椅子にて

船橋市金杉船橋市立医療センターに通院治療をされ戻りました。